去年の梅雨の頃
雨にぬれる庭を眺める祖母とモモの周りには、とても静かな時間がながれていました。
そして、この頃はまだオルゴールをひねる力も、その音楽にうなづく力もあった祖母。
そして、少しはやい桜が咲き始めた2007.3.28
90歳のトキさんの時が止まった。。
徐々に弱っていく祖母で、すでに3月に入った頃は点滴だけの生活になってしまっていたので、今年いっぱいは難しいだろうと覚悟はしていたのだけど、あまりにも急だった。。
でも、先週末旅行をキャンセルして実家に帰ることにしたのも、何か無意識に感じていたのかもしれない。。祖母はほとんど寝たきりで、私のこともあまりよくわからなくなっていたけど、手を触るとギュって握り返してくれた。
お昼前に母から来ていたメールに気がつかず、私が祖母の死を知ったのは18時を過ぎていた。。 妹からの電話は冷静に聞いて、上司と部下に急いで明日明後日の忌引きの事情を話した後、ふと先週末の祖母の手を思い出したら泣けてきた。。
桜が見ごろの今週末。 きっと毎年桜が咲く頃に、祖母の骨だらけの手を思い出すんだろうな・・
※明日から実家に戻るので、↓のレスは週明けになります・・・